富川−茂辺地IC ウオーキング楽しむ
update 2012/3/19 12:59
【北斗】函館・江差自動車道の北斗富川インターチェンジ(IC、北斗市富川)―北斗茂辺地IC(同市茂辺地)間5.4キロが24日開通するのに先立ち、函館開建は18日、市民を対象にした現場見学会を同区間で開いた。函館市や北斗市から参加した100人が新規開通区間の構造や役割について理解を深めた。
見学会は、午前と午後に分けてバスで移動しながら実施。自動車専用道路のため、普段歩くことのできない道路上でウオーキング体験をした。
午前の部には65人が参加。同自動車道の開通区間では唯一の「矢不来(やふらい)トンネル」(519メートル)では、担当者から道路やトンネル工事概要の説明を受けた後、ひんやりとしたトンネル内を思い思いのペースで歩いた。その後、茂辺地高架橋(739b)で地上30bからの眺望を楽しんだ。区間には、函館湾を一望できる絶景ポイントもあり、参加者は函館山や太平洋セメント上磯工場などを眺め、歓声を上げて喜んでいた。
函館市中道の会社員、上田昌昭さん(68)は「仕事で月に2、3回松前や福島へ走るので、茂辺地まで開通すると楽になる。木古内まで早く開通してほしい」と話していた。
短縮効果は3分だが、標高は30〜60bあるため、並行する228号が大雨や津波で通行止めとなった場合の代替路として期待される。開通は午後3時。
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