たくさんの思い出胸に…道南の公立中で卒業式
update 2012/3/16 12:26
道南の多くの公立中学校で15日、卒業式が行われた。函館市内では公立中学校28校で式典が開かれ、約2050人が3年間通い慣れた思い出いっぱいの校舎に別れを告げた。
このうち函館的場中学校では、吹奏楽部による演奏と拍手で卒業生が入場。藤井寿夫校長が114人の卒業生に卒業証書を手渡し、「これからたくさんの試練があると思うが、未来に向けてまっすぐ前を向いて歩いていくことを切に願っています」とはなむけの言葉を送った。
卒業生代表の飯田美鈴さんは、相田みつをの詩「ただいるだけで」を英語でスピーチ。「あなたがそこにただいるだけで みんなのこころがやすらぐ そんなあなたにわたしもなりたい」と詩に触れながら全校で取り組んだ合同音楽会のことを振り返り、「合同音楽会では互いの力に支えられながら乗り越えられた。この3年間は絶対に忘れません」と力強く述べた。
最後は在校生が歌をプレゼントし、その後は涙で目を赤くしながら卒業生全員で合唱した。卒業生は在校生から「おめでとう」と声を掛けられながら紙不吹雪の中を退場。晴れやかな笑顔や涙を浮かべるなどさまざまな表情で、母校に別れを告げていた。
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