豪快に海へ200人歓声 函館どつく 進水式
update 2012/3/15 11:00
函館どつく函館造船所(函館市弁天町、大村靖夫社長)が建造中の新造船「コアシップ・オーエル」(1万9850トン)の進水式が14日、同造船所で行われた。同社が開発した木材兼ばら積貨物船「スーパーハンディ32」で、同型船としては51隻目。本年度最後となる7隻目の進水で、建造ペースは順調という。
同社は年間7隻ペースの新造船を予定しており、本年度は計画通りに運んだ。4月以降の次年度も同じ7隻を予定している。
同型船は喫水を浅く、船体の幅を広くするなどして積載容量、推進力を高めている。船体の全長は約176メートル、最大幅は約29メートル。船主は台湾の海運会社・シーウェイで、船籍はパナマ。
進水式では、船主が斧で綱を切断すると、大音量の軍艦マーチの中で船は函館港へと滑り出した。この様子を約200人の市民や従業員らが見守った。同船は今後内装工事などを経て4月下旬に引き渡される。
次回の進水式は5月8日の予定。
提供 - 函館新聞社
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