「土偶ッキー」売れ行き好調
update 2012/3/14 12:23
道内初の国宝、中空土偶などを展示し、今月6日から札幌市の北海道開拓記念館で開かれている「北の土偶 縄文の祈りと心」展に合わせて、会場で販売しているクッキー「はこだて土偶ッキー」(6袋入り、630円)の売れ行きが好調だ。クッキーは函館市内の障害者福祉施設「かいせい」(東川町)で製造していて、職員、利用者も予想以上の反響に驚いている。
今回、同記念館の要請に応じてクッキーを納品。初日の6日に50箱を納めたが、翌日の7日には完売し、8日以降、同記念館から200〜300箱の追加注文が寄せられている。
同館の物販担当者は「中空土偶関連のグッズはすごい人気。クッキーは味が良いと年配者を中心に好評。パッケージもインパクトがあって受けが良いのでは」と話す。
かいせいでは通常、利用者40人前後が週2回、注文の状況に応じて「土偶ッキー」を製造している。今回の売れ行きで9日から連日、フル稼働体制で通常の倍の100箱分を製造し、納品している。
同施設の職業指導員で、金丸淳子主任は「多くの人に買っていただきありがたい。可能な限り注文に応じていきたい」と話している。
クッキーは道産小麦を原料に添加物を一切使わず製造。表面に中空土偶の焼き印が付いているのが特徴で、昨年6月、土偶の顔をアップにしたパッケージに一新し、市内では市地域交流まちづくりセンター内の福祉の店「どんぐり・2」や市縄文文化交流センター(臼尻町)などで販売している。
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