女性の健康講座、骨粗しょう症の予防法学ぶ
update 2012/3/14 12:22
函館市が主催する「女性の健康講座」が13日、市総合保健センター(五稜郭町23)で開かれた。年配の女性ら53人が参加し、骨粗しょう症の予防方法などについて理解を深めた。
女性がかかりやすい病気の特徴や予防方法、規則正しい生活習慣を身につけることを目的に開催。講師は市立函館保健所の職員2人が務めた。
管理栄養士の沢中真奈美さんは、骨粗しょう症を予防する食事方法について講話。「骨とカルシウムは密接に関連していて、特に成長期の子どもはたくさんのカルシウムが必要」と説明した。
また症状を引き起こす原因として、▽除去できるもの▽除去できないもの―の危険因子を紹介。除去できるものはカルシウムなどの栄養不足、喫煙、極端な食事制限などを挙げ、除去できないものは年齢や性別、初経時期の遅さなどを示した。
沢中さんは「骨粗しょう症は女性がなりやすいが、除去可能なものは食事に関することがほとんど。1年に1回は健康診断を受けるなど、自分の健康状態を把握した上で栄養バランスの良い食事をとってほしい」と話した。
このほか、保健師によるがんについての講話も行われた。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。