路線バスに防犯啓発コーナー 函館バスと中央署連携
update 2012/3/4 10:11
犯罪の発生状況などを発信し、防犯対策に役立ててもらおうと、函館中央署は函館バスと連携し、同社の路線バス7台に「情報発信スペース」を設けた。バスは5日から運行を開始する。
同スペースは路線バス降り口付近にある荷物置き場を有効活用。その時点で増加傾向にある犯罪などをまとめた用紙を掲示するほか、啓発チラシやポケットティッシュを、乗客が自由に持ち帰られるようにした。同署は用紙を毎月変える予定で、常にタイムリーな情報の提供に努める考え。
日ごろから警察業務に協力的な同社が今回の企画に賛同し、スペースを無償提供することが決まった。初回は、今年に入って増加傾向の侵入窃盗、振り込め詐欺などを紹介している。同署では「メール配信などでは情報発信してきたが、高齢者には伝わりづらいという悩みもあった。さまざまな人が乗降する路線バスで有益な情報を発信していきたい」と意気込む。10月31日まで函館市、北斗市、七飯町で運行する。
提供 - 函館新聞社
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