中部小の給食に「ドンコ」登場
update 2012/3/3 11:11
函館市戸井地区のドンコ(エゾイソアイナメ)の消費拡大に向け、函館中部小(沢田慶一校長、児童178人)の給食に1日、「ドンコ汁」が登場した。全児童が地元で捕れた旬の味覚を満喫した。
市と函館市水産物地方卸売市場魚食普及協議会(会長・松山征史函館魚市場社長)の主催。地元函館での消費が少ないドンコを広く知ってもらい、地場産の消費拡大につなげる狙い。
給食に先立ち、戸井漁協の高橋一郎常務理事がドンコについて説明。「深い海からあがってくるので、見た目はグロテスクだが、食べるとさっぱりしておいしい。戸井ではマグロやカレイよりもうまいと言われる」と紹介。「ドンコを食べておいしいと思ったら、料理を作って、とお母さんにねだってください」と呼び掛けた。
この日はドンコのすり身が入った汁のほか、牛乳、ちらしずし、ブドウゼリーがメニュー。4年生のクラスでは28人が一斉に熱々のドンコ汁をほお張った。佐藤涼奈君(10)は「身が柔らかくておいしかった。また給食で食べてみたい」と笑顔を見せていた。
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