萌えキャラで函館売り込め、函大生が8商品開発
update 2012/2/29 10:15
函館大学の学生が「萌×函館」をキーワー―ドに開発を進めてきたお菓子や入浴剤などの商品8品の販売が、今春から全国各地で始まる。3月2、3日に同大で地域の人に向けた商品展示会を開催し、商品をPRする。プロジェクトチーム代表の池上穣司さん(3年)は「暗いニュースが多い日本を函館から盛り上げたい。地域活性化につながれば」と期待を込める。
アニメやオリジナルキャラクター商品などで地域の活性化を目指す「萌えおこし」が全国的に行われているのをヒントに、「函館を活性化させたい」と学生が函館らしいキャラクターを使った商品について調査・研究を実施。現在は1〜3年生12人でチームを組んで活動している。
同チームは、新商品に対するアンケート調査や販売手法、営業やビジネスマナーなどについて地元企業の協力を得て学び、商品開発を進めてきた。「パッケージデザインや企業とのやり取りが大変だった」など苦労もあったが、全国の土産店などで商品8品を販売することが決定。ゴールデンウイークごろまでの販売開始を目指している。
商品は全国的に有名なアニメキャラクター「侵略!イカ娘」と「薄桜鬼」を取り入れたキャラメルやせんべい、炭酸飲料水ガラナなど。このほかオリジナルとして、石川啄木のキャラクターがデザインされた入浴剤、黒船をイメージしたイカ墨入りの「Blackかすてぃら(仮称)」も開発した。
池上代表は「カステラは真っ黒な見た目とは裏腹に味わいは軽く、とてもおいしい」とし、「地域色を生かした商品を色々な人に楽しみながら買ってほしい」話している。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。