東本願寺別院東山支院で4日に東日本大震災追悼法要
update 2012/2/29 10:14
東日本大震災発生から1年を前に、東北などの被災者を追悼する法要が3月4日午後1時から、東山1の東本願寺函館別院(島潤二輪番)東山支院本堂で営まれる。檀家以外の市民も参列でき、同支院主任の沢井聡さん(51)は「自己を見つめ、自然と命との関係を考えてもらう機会にもしたい」と話している。
この法要は、沢井さんが「自分たちにできることをしよう」と発案。沢井さん自身は1993年の北海道南西沖地震や95年の阪神淡路大震災などで義援金を募る活動をしてきたが、昨年の震災以降はなかなか活動ができなかったという。
当日は、最初に20分間法要を執り行う。その後は被災地でボランティア活動をしているという宝皇寺(桔梗1)の間瀬淳雄住職による報告会と、「人と災害」をテーマとした島輪番の法話を予定。義援金も募る。
沢井さんは震災について「人間の日々の営みが命とともにあっという間に奪い去られる光景にショックを覚えた」と振り返り「犠牲になられた方々へ静かに手を合わせ、心を鎮める機会にしてもらえれば」と話し、来場を呼び掛けている。
午後2時まで。参加無料で、問い合わせは同支院TEL0138-31-5010。
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