函館PRの新たな顔

update 2012/2/26 13:02


 函館の観光、物産の親善大使を務める「ミスはこだて」コンテスト(函館国際観光コンベンション協会主催)が25日、ホテル函館ロイヤル(大森町)で開かれ、ともに市内在住で、道教育大函館校2年の平井利沙さん(21)と、公立はこだて未来大2年の久保川美希さん(20)の2人が、第33代の新ミスに選ばれた。

 今年は募集締め切り間際まで応募者がゼロと、ミスコンの存続も危ぶまれたが、募集期間を延長の末、最終的には20人が集まった。当日はこのうち、18〜28歳の17人が出席し、グループ審査で7人に絞り、最終審査ではステージ上で30秒の自己PRや質疑応答に臨んだ。

 審査委員長の渡辺兼一同協会会長は「全員素晴らしい逸材で、審査は難航、拮抗(きっこう)したが、激戦の末に選ばれた2人には函館の親善大使として活躍してもらいたい」と総評。審査結果が発表されると、2人は緊張から解き放たれた笑顔を見せ、第32代のミスや審査員から認定証や副賞が贈られた。

 函館出身で、市民に生涯学習の場を提供する「まなびっと体験講座」の運営委員長も務める平井さんは「大好きな函館の魅力を市内外で伝えたい」、広島県三原市出身で、大学で情報デザインを学ぶ久保川さんは「多くの人との関わりやつながりを持つことで、自分自身を成長させたい」と抱負を語った。

提供 - 函館新聞社


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