戸井 焼きダコ新名物に…浜の母さんたちが創作
update 2012/2/24 11:47
函館市戸井地区の女性たちが、名産のタコをPRしようと知恵を重ねている。23日夜の会合で、創作料理を試食。3月4日午前10時から、戸井地区の汐首漁港で行われる「お魚感謝Day」(戸井漁協主催)では、焼きダコを販売する。女性たちは「おいしいから食べに来て」と意気込んでいる。 漁業従事者でつくる「戸井っ子倶楽部」(中村きせ子代表)が古里の盛り上げ役を担う。タコは旧戸井町の魚。会合では天ぷら、マリネなどを食べ比べ、イベント当日にパエリアとダイコン甘漬けを試食で振る舞う。
焼きダコは、炭焼きコンロで調理し、100グラム200円で100個限定の販売。「海の自然な塩加減、かめばかむほどうま味が増す」(メンバー)。
当日は、漁協のタコ漁師部会とともに売り場を設ける。中村代表は「戸井自慢のおいしいタコを大勢の来場者に食べてもらいたい」、ほかのメンバーも「対面販売でお客さんと交流を深めたい」と張り切っている。
同倶楽部は「集まれるときに集まって楽しむ」をモットーに、家庭料理の情報交換などで親睦を深めている。昨秋に応募した全道規模の料理コンテストでは一次審査を通過、正月の本選は、ナマコやフノリ漁が忙しく、出場を断念したが「戸井の皆さんの料理はトップクラスで、古里を盛り上げたいという思いが何より」と主催者側から高い評価を得ている。
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