本町のビル2棟 暴力団排除宣言 函館中央署などが指定
update 2012/2/23 12:40
函館中央地区暴力追放運動推進協議会(中野豊会長)と函館中央署が、函館市本町地区の「第1LCビル」(本町17、28店舗)と「ニューピアザビル」(本町1、5店舗)を「暴力団排除宣言ビル」に指定した。これを受け22日、関係者約40人が同署に集まり宣言式を実施した。
暴力団構成員がみかじめ料を要求する恐喝未遂事件が昨年5月にあり、被害を受けた北斗市のビルが暴力団排除宣言ビルに指定された。全道では今回の2棟を含め13棟、同署管内では3棟となる。また「北海道暴力団の排除の推進に関する条例」施行に伴い、函館市と同署、函館西署は市の発注する契約から暴力団等を排除する旨の合意署を締結。反社会的勢力の弱体化を進めている。
宣言式で中野会長は「この機運が本町地区、ひいては道南の安心・安全の礎となることを期待する」とあいさつ。第1LCを運営するリンクルの高木浩運函館営業所長(40)とニューピアザのテナントを代表して太田等さん(46)が、藤田裕二署長に「不当行為を恐れず速やかに関係機関に通報する」などが記された宣言書を手渡した。
その後、ビル2棟に出向き標章を掲示した。高木所長は「お客さまに安心して楽しんでもらえるように努力していきたい」、太田さんも「官民が一体となり、排除機運が高まってくれれば」と期待を込めた。
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