全国出場へ士気高める 7月「全道消防救助技術訓練指導会」

update 2012/2/20 10:31


 札幌市で7月に行われる「第41回全道消防救助技術訓練指導会」に、函館市消防本部から2種目に7人が出場する。出場職員は「先輩たちが輝かしい成績を収めてきた大会。目標は全道、全国優勝」と語り、毎日数時間の練習と鍛錬に励んでいる。

 昨年の大会は東日本大震災の発生で中止されたが、その前の大会で同本部は、「引揚救助」で全国制覇。ほか水平に張られた20bのロープを移動し、要救助者をけん引して救助する「ロープブリッジ救出」でも全道優勝を果たした。

 今回出場するのは、「ロープブリッジ救出」に北消防署警備係から指導者の竹内佑介消防士長(28)、酒井岳さん(26)、矢幅雄二さん(24)、村上友哉さん(24)、越崎篤さん(27)。長さ8bの煙道を検索し、要救助者を救出する「ほふく救出」は同本部から約20年ぶりの出場で、東消防署警備係から指導者の福井賢治消防士長(31)、佐藤脩平さん(26)、笹谷昌広さん(22)、佐藤啓伍さん(22)が代表として技術力などを競い合う。

 昨年9月に選考会が行われ、希望者25人の中から7人が選ばれた(指導者は含めず)。当直はもちろん、非番でも最低2〜3時間の訓練を積んでおり、大会が近付く4月からは時間を増やして臨むという。

 出場者の願いは「8月の全国出場」で、最終目標は「全国制覇」。そのためには「タイムだけでなく、安全性を確認しながら一つ一つの動作を的確にこなすことが大事」とメンバー。気合と若さで目標を実現しようと、士気を高めている。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです