WAKOビルに東急ハンズFC店、4月から半年間
update 2012/2/18 10:18
日用品小売りの東急ハンズ(東京)のフランチャイズ(FC)店「トラックマーケット」が4月13日、函館市若松町のWAKOビルにオープンする。同ビルを管理・運営するNAアーバンデベロップメント(布村隆二社長)が、10月14日までの期間限定で営業する。同社は「駅前・大門の活性化につなげたい」としており、計画中の同ビル再開発の弾みにしたい考え。
東急ハンズは大都市を中心に店舗を置き、道内では札幌市内の2店舗のみ。トラックマーケットは店舗のない地方都市に期間限定で出店しており、道内では旭川市内で昨年6月から今年1月にかけて営業した実績がある。現在全国で約10店あるが、道内では2店目の事例。3〜6カ月の出店期間を選べ、今回は最長の6カ月とした。
WAKOビルでは、1階のJR函館駅と逆側のフロアの約230平方bを使用。台所用品や文具、スキンケア用品、健康用品など幅広い種類の雑貨を、常時約3000アイテム取り扱う予定。新生活や花粉・紫外線対策など、季節に応じた品ぞろえを工夫する計画で、「日常生活に根差したハンズらしい話題の商品」(NA社)を提供する。
期間限定の出店ではあるが、NA社は現在、同ビルの建て替え・再開発を計画しており、新ビルへの魅力ある店舗誘致につなげたい狙いもある。布村社長は「成果が出ると他の民間投資の呼び水になる。にぎわい創出で結果を残し、確実に街の活性化につなげたい」と話す。
今回の出店について東急ハンズ企画販売部は「街の活性化という目的に賛同した。小さな店舗だがハンズの品ぞろえのエキスを感じてほしい」とし、新たな客層の開拓にも期待する。
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