消火栓除雪、消防署員も悲鳴
update 2012/2/18 10:17
記録的な大雪に見舞われた函館市では、消防署員が連日、雪に埋もれた消火栓の点検や除雪作業に追われている。担当する町内で作業した男性署員(36)は、「消火時に水を出せない状態にはできないので、地道に取り除くしかない」と話す。
市消防本部によると、市内の消火栓は、地上式が2361カ所、地下式が353カ所、防火水槽が628カ所(いずれも私設は除く)設置されており、各署が受け持つ町内を署員が巡回し、必要があれば除雪を行っている。1bを超す積雪に氷が混じっていると、作業は1カ所で30分ほどを要する。作業が追いつかない時は当番時間が終わってから除雪することもある。
同本部北消防署亀田本町支署は市内17町で245カ所を受け持ち、17日にはそのうちの8割を巡回した。同支署の男性署員2人は「2月に入って毎日のように除雪を繰り返している。消火栓の除雪は毎年やっているが、地上式でこれだけの数は珍しい」とスコップで重たい雪を取り除いていた。
提供 - 函館新聞社
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