エコライフに熱視線
update 2012/2/18 10:17
省エネ商品や自然エネルギーが東日本大震災の影響などで見直され、多くの人から注目を集めている。函館市内・近郊のホームセンターなどではエコライフを送るための商品を売り出している。
加藤組土建(千歳町3)では、近年関心が高まってきているソーラーシステムに力を入れている。一般住宅などの屋根にソーラーパネルを取り付ける太陽光発電を薦め、初期投資額は180万円から。震災後、新築購入を考える人を中心に問い合わせや見積もり件数が約5倍に増えているという。
メンテナンスの必要はなく、余分に発電した電気を買い取ってもらえることも魅力の一つ。オール電化と組み合わせることで光熱費を大幅にカットできる。雪が降る地域では、パネルの角度を調節することで積もりづらく設置している。そのほか、CCFL(冷陰極蛍光管)という、LED照明よりも広範囲を照らせ、ちらつきがない蛍光管も取り扱い、快適な暮らしを提案している。
担当の滝下翼さんは「寒冷地は太陽光発電に適している。関心のある人はぜひお問い合わせを」と話している。
ジャンボイエロー港店(港町3)も省エネが魅力のLED電球などを売り出している。約10種類のLED電球や蛍光管を取りそろえ、1年ほど前から幅広い年代が買い求めているという。LED電球の売れ筋は780円のもの。取り外すことで懐中電灯としても使える商品にも注目が集まっている。同店は「震災後からエコ商品が売れ出した。手回し充電可能なラジオや節水できる液体洗剤などエコ商品を多数取りそろえている」と利用を呼び掛けている。
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