業界の現状など確認 福祉職場就職説明会
update 2012/2/12 11:02
福祉職場への就職希望者らを対象とした就職説明会が11日、函館市若松町のロワジールホテル函館で開かれた。参加者は講義や職場採用者との個人面談を通して、就労へ足掛かりをつかんだ。
市社会福祉協議会や市福祉人材バンクの主催で、今回で3回目。
前半は道総合福祉研究所の河部輝幸所長が講演し、事前に申し込みをした約30人が聴講した。河部所長は、介護、福祉業界の現状、将来展望を解説しながら求められる人材について語り、これからさらに進む高齢化社会を支える重要な職種であることを強調。社会福祉施設や介護保険施設の種類は多種多様にあり、働く場はたくさんあるとした。
最近の事業所や施設では社会人を中途採用する傾向にあり「考え方が柔軟で、人生の喜び、悲しみを味わった中高年者は認知症の人などに対して共感を持って接することができ、専門職養成校の新卒者に比べ求められている」と述べ、「期待を持って就職活動に臨んで」と激励した。
後半の個人面談は市内近隣20社の採用担当者が専用のブースで待機し、来場者は興味のある施設の採用担当者と面談し仕事の内容や勤務時間などを確認した。
福祉の仕事で再就職を目指す市内の男性(37)は「施設の求める人材を把握して就職活動に生かしたい」と話していた。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。