留学生と地元学生、かまくら作り

update 2012/2/11 11:10


 北海道国際交流センター(HIF)の「国際交流冬のつどい」で道南を訪れている留学生らが10日、函館市青少年研修センター(ふるる函館)でかまくら作りに挑戦した。地元の大学生と力を合わせ、かまくら4基を製作。吹雪にも負けず、冬ならではの遊びを満喫していた。

 冬のつどいは今回で9回目で、台湾や韓国など世界13カ国72人が参加している。7日から森町に入り、そりやワカサギ釣りなどを体験してきた。9日に留学生一行は、ホームステイ組とふるる合宿組に分かれ、11日はプリン作りやもち付きなどを体験し、12日に羽田空港へ向かう予定。

 この日は、合宿組の留学生27人と地元大学生13人が参加。かまくら作りでは、膨らませた風船を入れた上に雪をかけて製作した。風船を割って取りだすと内部が空洞になったかまくらができ、数人が入ることができた。

 昼食では豚汁を作り、指導を受けながら材料を切ったり、みそを溶いたりする作業も和気あいあいと進めた。完成した豚汁は、かまくらで食べたり、食堂食べたりと交流を深めていた。

 台湾から留学している李國維(リ・コクイ)さんは「みんなでわいわいできて楽しい。外は寒いけど、心はあたたかい」と話ていた。

提供 - 函館新聞社


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