4月開園「はこだて療育・自立支援センター」報道陣に公開
update 2012/2/11 11:09
4月に開園する函館市立障害児・者の3学園統合施設「はこだて療育・自立支援センター」(湯川町2)が10日、報道陣などに公開された。広々とした空間と暖色、最新のバリアフリー設備で利用者を優しく迎え入れる。3月の完成を予定しており、4月からは3学園とも同施設で事業を行う。
昨年2月に着工し、鉄筋コンクリート造り2階建て、総工費は15億3600万円。青柳、あおば、ともえの3園の連携強化、障害児・者の福祉推進の中心施設に位置付ける。職員50人体制で運営し、利用者の定員は126人。
施設の廊下は幅約2.5メートルと広く、床や壁は木目や明るい色で統一。1階の玄関そばには吹き抜けで約130平方メートルの「ふれあいホール」を設け、利用者や保護者の憩いの場とする。各階には利用者以外に健常者も利用できる「みんなのトイレ」を設置した。
このほか、1階には1日約100食分を利用者に提供する調理室も設置。このほか、インターネットが利用できる情報提供スペースや各種創作活動の場となる訓練室、保育室も設けた。発達障害に関わる常勤医師も1人配置する。 2月からはセンターに隣接するあおばが建物の一部を使用して事業を始めている。10日現在で33人が登録しており、登録者はほぼ毎日通っているという。 市福祉部は「保護者からは立派な建物と好評を得ている。医療などの関係機関との連携を今まで以上に強化したい」と話している。
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