道南観光名所をスマホで「案内」、コンベンション協が「動画ガイド」開設
update 2012/2/10 12:25
函館国際観光コンベンション協会は、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)向けに動画で観光名所を案内する「はこだて観光動画ガイド」を開設した。函館市内・近郊の観光スポット53カ所の周辺でしか見られない動画を「ミスはこだて」が紹介。観光客の街歩きに役立ててもらうユニークな試みだ。
急速なスマホの普及に伴い、国内外の観光客に新たな切り口で函館の魅力を伝えようと、2月上旬から運用を開始。スマホに搭載されたGPS(衛星利用測位システム)機能を使って専用サイトにアクセスすると、現地周辺の半径100メートル以内でしか見られないオリジナル動画が楽しめる。
動画では函館山山頂や五稜郭タワー、金森赤レンガ倉庫をはじめ、西部地区の坂や日本最古のコンクリート電柱、大沼、駒ケ岳など計53カ所を紹介。ミスはこだての3人がそれぞれナビゲーターとして登場し、1カ所につき40秒程度で名所の概要や外観を動画で案内する。
制作は道観光振興機構(札幌)などの助成を受け、市内のケーブルテレビ局「NCV」が昨年秋に撮影。今後は紹介する観光スポットを増やし、外国語対応も検討する。同協会によると、GPSと連動した観光案内動画サイトは全国でも珍しいという。
同協会は「観光客が手軽に持ち歩けるガイドブックのように活用してもらい、函館散策を楽しむ一つのツールにしてもらいたい」としている。サイトのURLは http://
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