函館駅のジャンボ絵馬 「260人の願い」函館八幡宮に奉納
update 2012/2/9 10:35
JR函館駅構内に設置されていた「ジャンボ絵馬」が大安の8日に合わせ、函館八幡宮に奉納された。書き込んだ人を代表して同駅の鈴木克彦駅長ら社員が玉ぐしをささげ、合格や家内安全などを祈願した。
絵馬は昭和57(1982)年から毎年、年明けのこの時期に同駅に設置しており、ことしで31年目を迎えた。えとの辰と東北新幹線の新型車両E5系の「はやぶさ」を組み合わせたデザインで、1月5日から同駅に設置。縦1・2メートル、横2・4メートルの巨大な板への書き込みが一杯になると別の板に取り換え、12枚の表裏すべてを使用した。
函館八幡宮では神職の桑原隆次さんが祝詞を奏上し、その後に約20人の社員らが玉ぐしをささげた。ことしの書き込みは前年より若干少ない約2600人。鈴木駅長は「半分は合格祈願だったが、4割は世相を反映してか家内安全、景気回復などを願っていた。皆さんの思いをしっかりと受け止めて奉納しました」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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