教育福祉合同作品展開催 児童生徒の手作り品に大勢の来場者
update 2012/2/9 10:35
道南の特別支援学校や障害者施設などが日ごろの活動で作った作品や製品を展示、販売する「函館・渡島・桧山教育福祉合同作品展」(函館地方精神保健協会など14団体の共催、函館新聞社など後援)が8日、函館市若松町の棒二森屋で始まった。13日まで。
障害者福祉の啓発やノーマライゼーション思想の普及を目指し、1963年から毎年開催されている作品展で、今回で49回目。今年の開催テーマは「自立と共生〜生活の充実を求めて〜」で、道南各地から過去最高の48団体が参加し、絵画やステンドグラスなどの展示作品484点を展示したほか、施設などで生産した製品2万2097点が会場の売り場に並んだ。
初日は午前10時から開場し、大勢の買い物客が来場。手づくりクッキーやケーキ、パン、コーヒー豆などのほか、廃油で作った石けんやポプリ、木工品、陶芸品など施設ごとに多彩な製品が並び、来場者はじっくり見ながら好みの品を買い求めた。
期間中、事務局のスタッフとともに中学生が接客や会計業務など売り場の実習体験をし、生徒たちは初日からきびきびとした動作で仕事に取り組んでいた。
市内湯川町から来場した女性(52)は「品質も良く安いので毎年のように来ている。どれも手の込んだ製品ばかりなので応援したい」と話していた。
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