台湾で広域観光アピール、訪問団出発
update 2012/2/6 11:29
函館商工会議所や函館市などによる、台湾での観光客誘致に向けた訪問団が5日、函館空港から出発した。今回は青森、弘前両市も合同で初参加してトップセールスを行い、北海道新幹線開業を見据えた青函圏域としての広域観光の魅力をアピールする。
今回の訪問は、6日から台湾中部の鹿港市で開かれる台湾最大のイベント「ランタンフェスティバル」に合わせて実施。昨年12月のはこだてクリスマスファンタジーで、台湾観光局の代表が点灯式に参加したことがきっかけで函館の一行が招待され、同日の点灯式に出席する。
7日からは青森、弘前両市長らと合流し、今春にも函館への定期便開設を目指す復興航空や、チャーター便を運航する中華航空、エバー航空などを訪問する。
この日午前に行われた出発式には、工藤寿樹函館市長、能登谷公市議会議長らが出席。団長の松本栄一函館商工会議所会頭は欠席した。工藤市長はあいさつで「台湾は親日的で、東日本大震災後にいち早く(観光客が)戻ってくれた恩義がある。青函をつなぐルートを提示しながら、北海道と青森の周遊を含めて取り組んでいきたい」と意欲を示していた。一行は8日に帰函する。
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