冬の大沼満喫…雪と氷の祭典開幕

update 2012/2/5 13:06


 【七飯】「第46回大沼函館雪と氷の祭典」(実行委員会主催)が4日、大沼国定公園広場で開幕した。道南の冬を彩る一大イベントに大勢の親子連れや観光客らが来場。同時開催の環駒ケ岳広域観光協議会主催の「冬の味覚市」の汁物も人気を集めた。大沼の湖水氷を使用した長さ20メートルのジャンボ滑り台は、子どもたちが2回、3回と氷の感触と速さを楽しみ、歓声を上げていた。

 近郊の小中学生らが作った雪像や、料理人らが参加したアイスカービング大会の芸術的な氷像がずらりと並び、来場者を歓迎。雪像にはトンネルや滑り台付きのものもあり、子どもたちが駆け回って遊んでいた。

 「冬の味覚市」には、七飯、森、鹿部の特産品が集結。▽金丸のパンプキンスープ(七飯)▽もちもちしたカボチャ団子とスケトウダラのすり身が入った茅部汁(森)▽スケトウダラの三平汁(鹿部)―と、3町それぞれの汁物も人気で、冷えた体を温めていた。

 両親と妹の4人で訪れた大中山小学校3年生の吉田蓮君(9)は「滑り台はおしりが痛かったけど、声も出ないくらいスピードが出て楽しかった」と話していた。

 同祭典は5日も開かれ、味覚市をはじめ、大沼婦人会館でのフリーマーケットや、各コンテストの表彰式などが行われる。ジャンボ滑り台は、祭典終了後も2月下旬ごろまで利用できる。

 一方、大沼ふるさとの森自然学校(町東大沼294、流山温泉)では、「大沼冬マルシェ〜流山ふるさとの森の冬祭り」が開幕。巨大滑り台をはじめ、ゴムボートをスノーモービルでけん引するツアー、コロコロアイスクリームづくりなどの体験コーナーが人気を集めた。室内では地域のさまざまな食の魅力や雑貨を販売するマルシェを開設。幼児も安心して遊べるよう、託児コーナーも設けている。午後3時まで。

提供 - 函館新聞社


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