厳寒の水ごり 無病息災祈る…節分で高穂神社
update 2012/2/4 11:04
3日は「節分」。冬から春へ季節を分ける日で、函館市内の寺院や神社では、1年の無病息災を祈る節分祭などが開かれ、厄払いの行事が行われた。
市内上湯川町の高穂神社(沢口広宮司)では、節分祭の前に沢口宮司(62)や氏子代表ら4人が水ごりを行った。境内にあるオンコの御神木の根元から出る霊水をかぶり、氏子らの健康や社会の平穏、五穀豊穣を祈った。
同神社では長年、節分の日に水ごりをして厄払いをしている。始まった午前9時ごろの函館の気温は氷点下6度前後。厳しい寒さの中、沢口宮司の祝詞に続き、白装束姿の4人はたるに入れられていた約30gの水を「エイ」と声を出しながらかぶった。最後は沢口宮司がクマササにつけた水を氏子らにかけてお払いした。
沢口宮司は「1年の無事安泰のほか、全国の大雪が収まるように気持ちを込めました」、今年初めて参加した同神社の工事にかかわる原田徹さん(51)は「気持ちを集中できたおかげで、水は冷たく感じなかった」と話していた。
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