東京で食品展示商談会、「函館ブース」盛況
update 2012/2/2 11:25
【東京】国内最大級の食品の展示商談会「第46回スーパーマーケット・トレードショー」が1日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。函館からは水産加工業者を中心に過去最多の23社が出店。初日から大勢の仕入れ担当者らでにぎわい、各社が自慢の商品を売り込んでいる。
商談会は新日本スーパーマーケット協会(東京)の主催。市や函館地域産業振興財団、函館特産食品工業協同組合などは出展事業実行委を組織し、今年で3回目の出展となる。全国のスーパーや商社、百貨店のバイヤーらが集まり、昨年は3日間で8万3000人が来場した。
会場の一角に「函館地域ブース」が設けられ、塩辛などイカの加工品をはじめ、ガゴメコンブや大豆のタマフクラを使った商品など各社の定番商品や新製品約500品目が並ぶ。初日から人だかりができる盛況ぶりで、担当者が商品の原材料や価格、製造工程などを熱心に説明していた。
市経済部によると、今年は原発事故などの影響で原材料の安全性を注目するバイヤーが多いほか、本州で品薄なサケ類の引き合いが好調だという。恒例の皮つきのさきいかの実演も人気を集めた。市工業振興課は「北海道・函館が食の安全・安心の一つの指標になっている。1社でも多く販路を拡大し、函館製品が全国展開されてほしい」としている。商談会は3日まで。
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