自民8区 支部長に前田氏推薦

update 2012/1/29 10:23


 自民党道8区支部は28日、次期衆院選候補となる道8区(渡島・桧山管内)支部長に、松前町長の前田一男氏(45)を党道連に推薦することを決めた。道連からの上申を経て、早ければ2月中旬にも党本部が正式決定する見通し。前田氏は「道南を豊かにしていきたい。地元のために働きたい」と述べ、衆院選出馬に強い意欲を示した。

 8区支部はこの日午後、函館市内のホテルで外部関係者ら18人で構成する支部長選考委員会(委員長・佐々木俊雄道議)と支部役員会を開催。選考委員会には14人、役員会には12人が出席し、それぞれ前田氏と面接した。支部長代行の川尻秀之道議は、選考委員会、役員会とも「満場一致で決まった」と明らかにするとともに、推薦の理由として「2期8年の行政経験があり、管内の事情を十分把握されている」と述べた。今後は2月上旬にも道連で役員会を開き、党本部に上申する流れとなっている。

 前田氏は役員会終了後、党関係者から直接通知を受けた。取材に対し「支えてくれた人々の思いを受けとめ、一層頑張りたいとの思いを強くした」と話すとともに、「経済や防衛など、国の根幹を立て直す必要がある。道南で強い自立経済を打ち立てるため、保守勢力の結集を実現したい」と、長年懸案となっている保守一本化に取り組む姿勢を示した。

 前田氏は1966年松前町生まれ。北大工学部卒。2003年に無所属で衆院選道8区に出馬し落選。04年の松前町長選に出馬して初当選し、現在2期目。支部長公募をめぐっては、道南地区農協組合長会が長谷川岳参院議員の秘書で、厚沢部町出身の荒木真一氏(45)の推薦を決めたが、同氏が辞退し、応募は前田氏のみだった。

提供 - 函館新聞社


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