葉物野菜の出荷作業盛ん
update 2012/1/27 11:24
【森】外の雪景色とは対照的に森町濁川地区のビニールハウスでは、シロナやダイコン菜などの葉物野菜が青々と育ち、農家は出荷作業に追われている。
同地区は、温泉熱を利用した冬季のハウス栽培が盛ん。JA新はこだて濁川事業所(山田智道所長)によると、葉物野菜(シロナ、ダイコン菜、小松菜、ミズナ)の生産者は約15戸あり、昨年11月中旬から今年4月初旬まで出荷作業が続く。これから2月にかけてピークを迎え、函館や札幌を中心に市場出荷する。
愛場悠一さん(30)方では、1棟80坪のハウス5棟でシロナとダイコン菜を作る。緑のじゅうたんを敷いたようなハウス内では家族で収穫、水洗い、選別し、1束120cに束ねて1箱20束入れで出荷する。ピーク時には1日に20箱を出荷、現在は13、14箱を出荷している。
愛場さんは「パイプに常にお湯を流し、ハウス内でトンネル被覆もして、しばれないように気をつけている」と話す。今冬は気温が低い割に、日照時間が適度にあり、野菜の出来も上々だ。愛場さんは「みそ汁や、おひたしに最適。鍋に入れてもおいしい」とPRしている。
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