給食に地域色 全国の郷土料理堪能 市内小中学校
update 2012/1/24 10:24
24日からの全国学校給食週間に合わせて、函館市内の小・中学校では全国各地の郷土料理を献立に加えた給食が取り入れられている。23日には、函館亀田中学校(見澤敏弘校長、生徒666人)で郷土料理週間が始まり、生徒たちは地域食豊かな味を楽しんでいる。
同週間(1月24日〜同月30日)は1951年に始まり、学校給食の充実発展を図ることなどを目的に、全国各地で取り組まれている。
函館市内の学校では以前は個々で取り組んでいたが、函館市栄養教育研究会にメンバーが所属する市内の小・中学校19校では、昨年から3年計画で1月に郷土料理週間を設け、統一して実施している。児童・生徒に郷土に関心を深めてもらうことなどを目的に、年度ごとに地方の郷土料理を選定。2年目となる今回は、関東・中部・近畿地方の料理を献立に盛り込んだ。
同校ではこの日、粕汁(兵庫県)とかんぴょうの卵とじ(栃木県)のメニューが登場。2年2組の教室では同校の栄養教諭の伊藤綾子さんが、かんぴょうの栄養・効能などについて解説。生徒たちは講話を聞きながら郷土料理を堪能し、「おいしい」と食器を空にしていた。
工藤泰斗君は「毎日違う地域の料理を食べることができうれしい。明日からも楽しみ」と笑顔で話していた。改行 今後同校では、みそ煮込みうどん(愛知県)、治部煮(石川県)などが献立となっている。
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