希望膨らむ新校舎、弥生小で入校式
update 2012/1/18 11:13
函館市内など道南の多くの小中学校で17日、3学期の始業式が行われた。このうち昨年末に新校舎が完成した函館弥生小学校(村上一典校長、児童230人)では入校式・始業式が行われ、全校児童が新しい校舎での学校生活に胸を膨らませた。
同校は、児童数の減少に伴い、2009年に函館西小と統合。1938年に建てられた旧校舎は老朽化のため解体され、2010年6月末に着工。完成した校舎は旧校舎の一部の外壁を残し、エレベーターなどが設置され、バリアフリーにも対応している。
入校式には保護者や地域住民も参加。児童や来賓によるテープカットが行われると、大きな拍手が会場に響き、待望の新校舎の完成を祝った。
式辞では村上校長が「みんなには新校舎で係活動や勉強などを頑張ってほしい。その頑張ったこと一つ一つが新しい歴史になる」と述べ、「校舎の新しい歴史と伝統をみんなで築いていきましょう」と子どもたちに呼び掛けた。
来賓の市教育委員会の山本真也教育長は「新しい弥生小の歴史と伝統を一つ一つ作りあげていってほしい」と述べた。
また、各学年の代表者10人が「体育館で思いっきり体を動かしたい」「グラウンドで野球をしたい」など、今後の決意ややりたいことをそれぞれ語った。その後は校内を開放し、保護者らが真新しい校舎に目を輝かせていた。
一方、児童は各教室に戻り宿題を先生に提出。2年生の教室では、児童が冬休み中に作った作品を発表し合った。習字や手芸、工作などが紹介され、「冬休みは雪でたくさん遊べて楽しかった」と久しぶりに顔を合わせる友達の作品を見ながら会話を弾ませていた。
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