海自補給艦「はまな」寄港、きょうまで一般公開
update 2012/1/18 11:12
長崎県佐世保市を母港とする海上自衛隊第1海上補給隊所属の補給艦「はまな」(8100トン)が17日、函館港港町ふ頭に寄港した。一般公開も行われ、大勢の市民が足を運び、普段はなかなか目に触れる機会が少ない洋上補給装置などを見学した。
同艦は1990年に就役。海自が保有する補給艦5隻のうちの1隻として、テロ対策特別措置法に基づき、2001年のインド洋派遣のほか、これまでに13回にわたり海外派遣されている。また、東日本大震災発生直後にも、支援物資の輸送や護衛艦への補給支援に当たった。今回は訓練途中での寄港で、6回目の来函となった。
1月8日に佐世保港を出港し、17日午前8時に函館港に到着。午後からは早速、一般公開が実施された。操舵装置などがある艦橋、甲板にある食料や水、軽油などの燃料を護衛艦に補給する大きな「洋上補給装置」などを市民らが見て回り、乗組員から説明を受けていた。
大仲和弘艦長(51)は「海自というと護衛艦を多くの方が思い浮かべると思うが、さまざまな船があるので、この機会に補給艦についても知ってもらいたい」と話していた。18日も港町ふ頭で午後1時から同3時半まで一般公開する。
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