函館どつく、ことし初の進水式

update 2012/1/18 11:12


 函館どつく函館造船所(函館市弁天町、大村靖夫社長)が建造中の新造船「アトランティック・ローレル」(2万400トン)の進水式が17日、同造船所で行われた。同社が開発した木材兼ばら積貨物船「スーパーハンディ32」を、船主の要望に沿って積載量を増やした大型タイプの2隻目で、ことし初の進水となった。

 スーパーハンディ32は喫水を浅く、船体の幅を広くするなどして積載容量、推進力を高めている。大型タイプの全長は約178メートル、積載重量は3万2756トンでより多くの貨物を積み込める。

 船主は日本郵船関連会社のNYKグローバルバルク(東京)で、パナマ船籍。進水式では船をつないでいた綱が切られるとともに軍艦マーチが流れ、船は水しぶきを上げながら海上へと滑り出した。

 同造船所の造船ペースは前年度までは年間8隻だったが、2011年度からは同7隻となっている。国際的なバラストタンクの新塗装基準が12年7月以降引き渡しの船体に適用されるため。次回の進水式は3月14日の予定。

提供 - 函館新聞社


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