自民8区公募で農協組合長会、荒木氏を推薦
update 2012/1/13 10:09
新はこだて、函館市亀田、今金町、きたひやまの4JA組合長でつくる「道南地区農協組合長会」が11日、函館市内のホテルで開かれ、自民党参院議員の長谷川岳氏(道選挙区)の秘書を務める荒木真一氏(45)を、次期衆院選の自民党公認候補となる8区支部長の公募(20日締め切り)に推薦することを決定した。同公募では、松前町の前田一男町長(45)が自薦で応募する意思を表明している。
函館新聞の取材に対し、荒木氏は「推薦決定は身に余る光栄で、真摯(しんし)に受け止めたい。8区は保守の奪回が第一命題。周りの方々と相談し、熟慮を重ねたい」と意欲を示している。
8区の政治情勢に関し「保守が一本になれなかったことが、これまで選挙に勝てなかった要因。一本になって戦わなければという思いはある」と語り、支部長選考に漏れた場合の無所属での出馬は否定した。
荒木氏は1966年、厚沢部町生まれ。江差高卒、中央協同組合学園卒業後、88年JA北海道中央会入会。93年から参院議員の北修二氏秘書、95年から同高木正明氏秘書、98年から同中川義雄氏秘書、2010年から現職。
同会が公募段階に候補を推薦するのは初めて。ある組合長は「荒木氏は一次産業に精通しており、環太平洋連携協定(TPP)参加にも反対の立場を取っている」と説明。JA系統挙げて応援する考えだ。
自民党8区支部によると、12日現在で応募は寄せられていない。同支部は公募終了後、各種団体や経済界関係者ら17人からなる候補者選考委員会を設けて検討、その後支部の役員会を経て、2月中旬に支部長を選出する見通し。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。