2011年の桧山漁業生産状況、漁獲量前年比9%減

update 2012/1/13 10:08


 桧山振興局は12日、2011年の管内漁業生産状況(八雲町熊石地区を含む)を発表した。同年1月〜12月の漁獲量は対前年比9%減の1186トンで、漁獲額は同3%増の46億3761万円だった。

 主力のスルメイカは、漁獲が同26%増の5937トン。07年以来5年ぶりに前年を上回ったが、価格低迷の影響で漁獲額は、同13%増の15億1913万円にとどまった。

 09年に出荷額が過去最高を記録したナマコは、漁獲量が同13%減の149トン。06年以降では、07年の189トン、10年の171トンに次いで多かった。漁獲額は、同6%減の8億8720万円だったが2年連続で第2位をキープ。06年以降では09年の9億4717万円に次ぐ金額となった。

 他地域と比較して好調だったサケは、漁獲量が同65%増の823トン、漁獲額も同132%増の3億9003万円となり、金額は不振が続くスケトウダラを抜いて3位に。

 不漁が長引くスケトウダラは、漁獲量が同60%減の1303トン、漁獲額も同51%減の2億4542万円で、いずれも過去10年間で最低だった。

 ウニは、漁獲量が同5%増の301トン、漁獲額も同13%増の2億8511万円と堅調だった。アワビは、漁獲量が同2%増の19トン、漁獲額が同4%減の1億182万円。一方、特産のアオヤギ(エゾバカガイ)は、漁獲量が同19%減の154トン、漁獲額も同18%減の9357万円と振るわなかった。

提供 - 函館新聞社


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