ゴッコ漁盛ん
update 2012/1/12 10:04
函館市恵山沿岸で、ゴッコ(ホテイウオ)漁が盛んだ。でっぷりとした魚体が刺し網にかかり、「見た目はいまいちだが、味は一級品。うんとPRして」と漁師は浜仕事に励んでいる。
ゴッコは深海魚で、この時期に産卵のため海辺に近づき、渡島東部海域に多く生息する。ゼラチン質の皮と身に食感のいい卵は鍋料理に、地元では生干し焼きと煮付けが主流で「ゴッコを食べて今年一年の精をつける」と恵山の主婦。
11日早朝に出漁した佐藤茂さん(58)は、雌11匹、雄15匹を水揚げ。「この時期にしてはまずまずの漁。最盛期の2月になれば100匹以上とれるから」と話していた。
JFえさん山背泊支所によると、ゴッコは年明け早々に高値を付けることが多く、11日現在の浜値は雌1キロ500円、雄同300円。この日は120キロの水揚げがあり「出漁が少なかったので若干水揚げも少ないが、不漁とまでは言えない。豊漁でもなく、ほぼ例年並み」という。
2月12日午前11時から、道の駅なとわ・えさんの広場で「恵山ごっこまつり」が開かれ、ゴッコ汁などが振る舞われる予定。
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