無病息災祈り どんど焼き
update 2012/1/8 11:31
受験シーズン到来―。6日は道教育大学附属函館中学校(相田幸男校長)の入試が行われ、函館市内や近郊から201人の小学6年生が挑戦した。
古いお札や縁起物、正月のしめ飾りなどをたき上げ、無病息災を祈る「どんど焼き」(焼納祭)が7日、道南各地の社寺で開かれ、参拝者は勢いよく燃える炎に手を合わせていた。
どんど焼きは全国的に、小正月の15日に開かれるが、道南では「松の内」最終日の7日に行う。函館市谷地頭町の函館八幡宮(中島敏幸宮司)の境内では、祭礼が始まる午前9時前から、お守りや正月の松飾りなどが集められ、鈴などの金属製のものや、ビニールなどを外し、灰が飛び散らないようにフェンスで囲いをした「忌床(いみどこ)」に山積みにしていった。
神職が祝詞をあげ、氏子を代表して同八幡宮敬神婦人会の鈴木慶子副会長(70)らが玉串をささげた後、祭礼前に拝殿で採られた忌火(いみび)を破魔矢に移して火が付けられた。竹製の熊手がパチッっと大きな音を立てる中、煙を頭に浴びようとする参拝者の姿も見られた。
鈴木さんは「家族や世界の人が健康で暮らせることを祈りました。今日の青空のように穏やかな1年になってほしい」と話していた。
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