人事評価制度 本格実施へ…函館市

update 2012/1/5 11:17


 函館市が導入を目指していた人事評価制度と職員再任用制度が、職員組合との間で合意した。人事評価制度は新年度から本格的に取り入れ、業務目標に対する達成度などを考慮する「業績評価」を給与に反映させる。再任用は13年度から実施し、定年退職者を各部局に配置する方針だ。

 両制度は職員給与や退職手当の削減などと合わせて11月に市役所労働組合連合会に提案し、昨年末に合意した。

 06年度から試行している人事評価制度では、本格導入にあたり@10月1日から1年間の「能力評価」A4月1日および10月1日からの半年間で、業務目標に対する達成度をみる「業績評価」―の2種類で、それぞれ3段階評価を行う。

 再任用制度は市が02年に市議会に提案したが、「待遇が良すぎる」などの指摘を受けて取り下げた経緯がある。

 市が今回打ち出した内容は、正職員と同じか4分の3、または半分を目安に勤務時間を設定。給与は4分の3勤務の場合で嘱託職員と同じ水準とする。年間給与は4分の3勤務の場合で225万円となり、02年の提案時からは57万円引き下げる。

 市総務部は人事評価制度に関し、「業績評価は12月から勤勉手当の成績率に反映させ、両評価を合わせた昇給は14年1月からの反映をめどに検討していく」としている。

提供 - 函館新聞社


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