木古内・八雲で成人式
update 2012/1/4 10:20
【木古内、八雲】渡島、桧山管内のトップを切って木古内町と八雲町で3日、成人式が開かれた。スーツや振り袖に身を包んだ新成人は、責任の大きさをかみしめながら大人の仲間入りを果たした。両町では進学や就職で地元を離れている若者が多いため、正月の帰省時期に合わせ成人式を行っている。多くの自治体では8日、函館市は9日に開かれる。
●木古内
木古内町の新成人対象者は60人(男性37人、女性23人)。町中央公民館で開かれた式典では両親や来賓が見守る中、46人が出席した。
新成人代表の吉田匠さん(20)と藤田捺美さん(19)の2人が町民憲章を朗読。大森伊佐緒町長はあいさつで「新時代を担う若い皆さんの行動力と想像力は無限であり、いつの日かそれぞれの立場で地域社会に貢献してくれるものと期待している。どこにいても、いくつになってもふるさと木古内の発展を応援してほしい」と述べ、新成人の門出を祝った。
自己紹介では一人ずつマイクに向かって、将来の夢や抱負を発表した。「将来は木古内町に戻ってきます」「親にしっかりと恩返ししたい」などと語ると、大きな拍手が送られた。
伊藤佳樹さん(19)が「たくさんの失敗やいろんな出会いがある。その過程がわたしたちを一歩ずつ大人にしてくれると信じている」と謝辞を述べ、参加者全員で祝杯を上げた。
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●八 雲
八雲町の新成人は、八雲地域が155人(男性93人、女性62人)、熊石地域が34人。町民センターで行われた八雲地域の式典には117人が参加し、保護者ら大勢の町民から祝福を受けた。
新成人代表で会社員の佐野将来さん(20)が「仲間と成人を迎えられたことがうれしく、生まれ育ったこの町を誇りに日々頑張りたい」と誓いの言葉を述べた。
都築享子教育委員長は「若さと柔軟な適応力を持って人生を切り開いてほしい」、川代義夫町長も「古里を大事に若い力を大いに発揮してほしい」と激励した。
新成人へのメッセージでは八雲高校生徒会長の近藤里美さん(17)が「先輩たちの活躍する姿を見て、私たち高校生も未来に向け頑張りたい」、町内の青年団体、高木美聡さん(23)は「感謝の言葉を忘れず、地域とのつながりを大切に一緒に成長しましょう」と祝った。
幼少期のスライド上映や新成人バンド、八雲出身でトラベリングバンドひのき屋のワタナベヒロシさんらのライブで盛り上がり、和やかな雰囲気に包まれた。この日は熊石地域でも式典が開かれ、24人が参加した。
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