書き初め大会、新年への思い力強く
update 2012/1/3 10:36
第15回函館新聞社「新春親子書初め大会」(函館新聞社、実行委員会主催)が2日、函館新聞社(函館市港町1)3階ホールで行われた。参加者は紙いっぱいに力強く新年への思いをしたため、書道の上達を願った。
この日は函館市内・近郊の幼児から一般まで、昨年を上回る約40人が参加。主催者を代表して小笠原金悦社長が「今年のえと“辰”は闘争心や競争心を持ち合わせている。龍のごとく躍進の年になるように頑張ってほしい」とあいさつ。同実行委の岡田静園さんが「書初めはいつもと筆の大きさなどが違う分、文字を書くのにエネルギーが必要」と説明し、「どんど焼きで燃やすと書が上達するという言い伝えが今に伝わる」と書き初めの由来などを話した。
講師が「辰」「龍」という模範となる文字を揮ごう。早速、参加者は思い思いに文字を書き上げた。「平和」という文字を書いた、千代田小3年の大山有梨亜さん(9)は「大きい筆は使い慣れないけど、うまく書けた」と自信をのぞかせていた。
作品は4日から15日まで同社1階ギャラリーで展示されるほか、本紙紙面でも紹介される。
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