正月用もちづくりピーク
update 2011/12/29 10:55
正月用のもちづくりがピークを迎えている。今年で創業111年の老舗もち屋「丸井栄餅」(函館市栄町5、佐藤秀昭社長)では、最も忙しい時期を従業員ら10人で対応。つきたてのもちを素早くお供えの形に整える作業に追われている。
同店では縁起物のお供えは、大きいもので一斗五升、小さいもので1合までの10種類を用意。定番ののしもち、豆もちに加え、この時期限定の黒糖を使った砂糖もちなどを販売している。
作業は午前1時ごろから連日昼過ぎまで続けられ、31日まで慌ただしくなるという。もち米は岩手県産の減農薬減肥料で作られた「ひめのもち」を使用。もち米はよく水を切ってつくと、ふっくらつややかになるため、特注の竹ざるを使うこだわりぶりだ。
ふかしたてのもち米はすぐにつかれ、4代目の佐藤社長らが熟練の技で整えていく。作業は26日から始められ、ピークは28日と30日。期間中は約2100キロ分のもち米を使用するという。
佐藤社長は「こんがりきつね色に焼いて、もち本来のうまみを味わってほしい」と話している。同店では31日の午前中まで予約を受け付ける。問い合わせは同店TEL0138-22-5482。
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