鳴海さん、函館駅などに手作りコンブしめ飾り寄贈

update 2011/12/28 10:40


 福島町特産の養殖マコンブで工芸品を作る鳴海健児さん(72)=福島町在住=は27日、コンブで制作したしめ飾りをJR函館駅などに寄贈した。「祝・札幌延伸」の文字と東北新幹線の最新鋭車両「はやぶさ」をかたどった飾りを付けており、鳴海さんは「これまでの苦労が実った」と喜び、道新幹線の早期開業を願っている。

 鳴海さんは13年間にわたり青函トンネル建設工事に携わり、現在は鉄工所の経営者。仕事でつながりのある養殖業者が生産したコンブを使い新幹線車両などの模型を制作してきた。今回しめ飾りを贈ったのは同駅のほか渡島総合振興局、JR北海道本社など。

 同駅へのしめ飾り寄贈は昨年に続き3回目で、鈴木克彦駅長が受け取った。はやぶさの車両や青函トンネルなど北海道に新幹線を迎える気分を表したデザインで、福島町で松前神楽を奏上する写真や稲穂、ホオズキなどをあしらっている。鳴海さんは「札幌延伸が決まりお祝いの気持ちでいっぱいです」と制作中の思いを話した。

 鈴木駅長は「丹精込めた手作りの縁起物でありがたい」と感謝し、新年については「安心して利用いただける鉄道とするため、社員一同心を一つに励みます」と話した。しめ飾りは同駅改札口付近に設置される。

提供 - 函館新聞社


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