正月商戦スタート
update 2011/12/27 10:14
今年も残すところあと1週間―。函館市内のホームセンターや食品店では、正月商戦が繰り広げられている。ホームセンターは玄関用の正月飾りが例年通りの売れ行きをみせており、食品スーパーでもおせち料理の材料を買い求める客で盛況している。
ホームセンターのジャンボイエロー港店(港町3)では今月1日から正月飾りなどの正月商品コーナーを設けた。最大で約1メートルある玄関飾りなどを置いており、中でも地元の花屋が一つ一つ手作りで仕上げている4〜6寸の家庭用の正月飾りの売れ行きが好調という。このほか、車用飾りやしめ縄も人気を集めている。
同店の住谷忠良主任は「縁起ものなので大安の日によく売れる。今年も昨年と同じくクリスマス明けがピークだろう」とみる。
一方、食品スーパー各店でも、おせち料理の素材販売が始まっている。スーパーアークス港町店(港町1)ではクリスマス明けから黒豆やコンブ巻き、かまぼこなど、約150種類の素材を並べた。中でも伊達巻き、かまぼこなどが売れ筋という。
同店の三上公男店長は「今年は東日本大震災の影響で、家族で正月を過ごすことが増えると予測し、昨年の1割ほど種類を増やした」とする。また「今は昔と比べ、不景気の中でも高級志向に変化している。完成品は1万5000円前後の商品がよく売れている」と話す。
同店で買い物をしていた同町の主婦、寺沢幸子さん(52)は「年始は久しぶりに家族でゆっくり過ごせるので楽しみ。せっかくのお正月なので、おせちはおいしいものを買いたい」と話していた。
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