荘厳の中 聖歌と祈り ハリストス正教会で市民Xマス
update 2011/12/25 10:41
クリスマスイブの24日、函館市内の教会ではクリスマス礼拝が行われた。元町3の函館ハリストス正教会(ニコライ・ドミートリエフ司祭)では、一般市民を対象とした「市民クリスマス」が開かれ、参加者は同正教会聖歌隊の合唱を聞き、祈りをささげた。
同正教会では25日に主ハリストス(キリスト)の誕生を祝う「降誕祭」を開く。24日は「前晩祭」で、毎年、この夜の祈祷を多くの人と分かち合おうと聖堂を開放し、市民クリスマスを開いている。
白と緑のロシア風ビザンチン様式の聖堂では、ろうそくの炎が荘厳な雰囲気を醸し出し、明治時代に聖ニコライが訳した、原語の雰囲気にあふれる聖歌や祈祷文による祈りが約1時間15分にわたって続けられた。
ニコライ司祭は参加者に「信心深い心を持ち、肉体、精神を正しく管理することで、神は大きな助けをする。その最高の心を人に贈ることを大切にしてください」と語り、「今日は市民の皆さまに、美しいものに触れ合ってもらえたと思います」と話していた。
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