自然の明かりほのかに…菜の花キャンドルナイト
update 2011/12/24 10:59
自ら栽培した菜種油を使って明かりをともす「2011はこだて菜の花灯明(キャンドル)ナイト」(はこだて菜の花プロジェクト主催)が23日、箱館高田屋嘉兵衛資料館(末広町)で行われた。近くで開かれている、はこだてクリスマスファンタジーに向かう観光客らが足を止め、ほのかな明かりに見入り、自然エネルギーの効果に感心していた。
同プロジェクト(石塚大代表)は2003年、「高田屋嘉兵衛の愛した菜の花を函館へ」をスローガンに発足。毎年、市内中野町の畑で嘉兵衛の古里淡路島で多く栽培されていた菜の花を育ている。今年は数キロの種が採取された。
キャンドルナイトは6回目で、この日は訪れた人が機械に種を入れて菜種油を作り、割った竹の中に入れて明かりをつけた。東京都新宿区の学生武藤進士さん(21)は「今年はエネルギーについて深く考えた年。菜種油でこれだけ明るい光になるとは思わなかった」と話していた。館内ではジャズバンド「元町珈琲」がクリスマスソングを奏で、雰囲気を盛り上げていた。
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