児童養護施設に匿名の「主婦」から5万5千円の商品券
update 2011/12/16 10:34
函館市に対してこのほど、「主婦」とする匿名の人物から5万5000円分の商品券が郵送で届けられた。宛名に「児童養護施設様」と書かれていたため、市は15日、市内2カ所の同施設に届けた。市福祉部は「心から感謝している」と話している。
市によると、送られたものは1000円分の商品券55枚で茶色の封筒に入れられ、13日に届いた。送り主は明記されていなく「主婦」とだけ書かれていた。手紙は添えられていなかった。
商品券は市の職員が施設へ届けた。入所児童数に応じ、「函館厚生院くるみ学院」(亀田中野町38)には33枚、「函館国の子寮」(鈴蘭丘町38)へ22枚配布された。
くるみ学院の永井滋施設長は「クリスマスが近いこの時期ということで、とてもありがたい。職員と相談して使い道を決めたいが、クリスマスに合わせておもちゃなどを買い、プレゼントにしたい」。国の子寮の柏倉正施設長は「このご時世、とても感謝している。施設ではクリスマスプレゼントはすでに用意していたので、正月にみんなが遊べるようなおもちゃを買いたい」と謝意を示していた。
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