岩手県人会 被災家族にXマスプレゼント
update 2011/12/23 10:27
函館地区岩手県人会(南部知正会長、会員40人)有志が22日、函館に避難してきた東日本大震災被災者にクリスマスケーキを届けた。受け取った人たちは「とてもうれしい。県人会の善意も存在も大変心強い」と笑顔を見せた。
ケーキのプレゼントは、これまで岩手県庁を通じて義援金を送ってきた同会が、「現地に行けないが、函館で何か支えることはできないか」と企画。同会によると、親戚や知人を頼りに同県大槌町や陸前高田市などから引っ越してきた人たちは函館に少なくとも12家族いるという。
この日、南部会長(65)ら役員4人が7家族14人を訪問。ケーキのほか、クリスマスカード、県人会便りも手渡し「いろいろご苦労されていると思うが、県人会にできることがあれば何でも言ってほしい。行事もたくさんあるのでぜひ参加を」と呼び掛けた。
函館に来るまで5回引っ越しを繰り返したという田中則夫さん(80)、恵美子さん(79)夫婦は「9月に函館へ引っ越してからずっと寂しい思いをしてきたけど、今後は同郷の人たちと交流を深めていきたい」と話していた。
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