目指せ縄文博士!…2月に函館、森で初検定
update 2011/12/17 11:46
縄文時代の遺跡や文化について幅広い知識を問う「Theじょうもん検定」が来年2月19日、函館市縄文文化交流センター(同市臼尻町)や森町公民館(同町御幸町)で初めて行われる。「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の2015年度世界遺産登録実現に向け、民間レベルで機運を盛り上げようと、今回で2回目の開催。
同検定は、遺跡の価値や魅力を世界に向けて発信できる人材を養おうと、青森県青森市の「NPO法人三内丸山縄文発信の会」(藤川直迪理事長)が主催。第1回は今年3月に初級のみ実施。今回は会場数を増やし、本道、青森、秋田、岩手など5頣道県9会場で行い、初級合格者を対象とした中級も設ける。
出題はいずれも選択式の100問。試験時間は90分で、100点満点中7割以上で合格となる。問題は「生活と道具」「交流・交易」など当時の暮らしや文化を分かりやすく解説している同会発刊の「公式テキストBOOK」で勉強することができる。
同会によると、1回目の検定には92人が受験、このうち89人が合格している。同会は「初級は老若男女が幅広く受講できる優しい問題。知識を深めることで新たな発見もあると思う。気軽に受講を」と呼び掛けている。
市縄文文化交流センターを管理・運営する市埋蔵文化財事業団の時田太一郎さんも「検定受講は自分たちの地域にある素晴らしい財産の再発見につながる。一人でも多くの市民に受けてもらいたい」と期待している。
試験は午前10時半から。受験料は初級3000円、中級4000円(高校生まではいずれも2000円)。申し込み締め切りは来年2月10日(必着)で、各地の会場に置く予定の申し込み用紙に必要事項を記入して直接提出する。公式テキストBOOK(税込1500円)も一部の会場で販売中または販売予定。問い合わせは同会電話0177・73・3477または同センター電話0138・25・2030。
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