渡島総合振興局の食堂でシカ肉料理試食会
update 2011/12/3 10:50
新しい道産食材として脚光を浴びるエゾシカ肉を広めようと、渡島総合振興局は「シカの日」の27日、食堂で初めてエゾシカ肉を使ったメニューを提供する。これに先立ち、2日に食堂で職員やシカ肉提供者による試食会が開かれた。
エゾシカ駆除を強化している道が資源としての有効活用を目的に実施する。昨年10月からはPRの一環として毎月第4火曜日を「シカの日」に設定。趣旨に賛同する全道の211店舗(11月末現在)が加盟し、このうち渡島管内には函館市と七飯町に13店舗ある。振興局の食堂も、今回のメニュー化を機に登録申請する。
試食会には、振興局の柳谷龍彦副局長や鎌田慶一保健環境部参事、道猟友会函館支部ハンターで北の国ファーム(函館市米原町)の渋田喜徳代表、北海道産ファーム(同市亀田本町)の渋田孝代表らが参加。
メニューは、シカ肉の猟師風、ピーマンとシカ肉の細切り炒め、カレー風味の3種類。この中から、ご飯のおかずに合う猟師風、細切り炒めのどちらかを定食(480円)として出す。
柳谷副局長は「シカ肉かどうか分からないおいしさ。女性に受けるのでは」とPR。鎌田参事も「生臭さもなく、抵抗なく食べられる」と太鼓判を押していた。
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