浮かび上がる星形の城…来年2月29日まで
update 2011/12/2 10:48
国の特別史跡・五稜郭跡の星形を光で浮き上がらせる「五稜星の夢(ほしのゆめ)」(実行委主催)が1日、始まった。高さ約90メートルある五稜郭タワーの展望台からは、地上に舞い降りた巨大な星や夜空を彩る花火に、来場客が歓声を上げて見入っていた。
市民のボランティアでつくる実行委(宮下俊雄実行委員長)が1989年から毎年実施している。堀の内周約1・8キロメートルに取り付けられた約2000個の電球が点灯され、冬の函館観光の目玉の一つとなっている。
この日は午後5時に電球がともされると同時に花火が打ち上がった。展望台では堀の形が現れると「きれい」の声が響き、目前で広がる花火のごう音に「すごい」と驚いていた。寒さが厳しくなると雪が積もった地面や凍結した堀に明かりが反射し、幻想的な雰囲気に包まれる。
市内山の手から訪れた主婦谷川志保美さん(47)は「年末年始に東京から友人が来るので、ぜひ見せてあげたい」と話していた。
点灯は来年2月29日まで、時間は午後5〜10時。
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