函館八幡宮で縁起物づくり始まる
update 2011/11/30 10:19
函館市谷地頭町の函館八幡宮(中島敏幸宮司)で29日、正月用の破魔矢(はまや)や、おみくじなどの縁起物づくりが始まった。函館八幡宮敬神婦人会(勝又チカ会長)の約40人が、破魔矢に来年の干支(えと)の「辰(たつ)」の絵馬を取り付けるなど、年の瀬の作業奉仕をしていた。
同婦人会による作業は、1957年の同会結成以来行われている。例年、新嘗(にいなめ)祭(23日)が終わったころから始まり、今年は30日までに破魔矢4000本、鏑矢(かぶらや)1000本、おみくじ2万5000本、お札8000枚などを準備する。お払いを受け、初詣の参拝客の前に並べられる。このほか今年は、皇居の新年一般参賀で使われる国旗づくり(約1000本)も数年ぶりに担当している。
かっぽう着姿の会員たちは、おみくじを丸めたり、完成した破魔矢をビニールに包んだりした。勝又会長は「今年は東日本大震災があったが、函館で無事、この日を迎えたことに深く感謝し、世界平和を祈りながら奉仕しています」と話していた。
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